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風邪に対する考え方(1)誤解をしないで!

検査・治療

2018年06月14日

皆さんこんにちは!ドクターまこです。

昨日も今日もいつものことですが、いわゆる「風邪」で受診する方は耳鼻科で非常に多いものです。

しかし、受診される方もこのブログを読んでいる方の中にも、この「ありふれた風邪(Common cold)」に対して相当な誤解をしている場合があります。

 

その最たる誤解は「”かぜ”には抗生物質が効く」という思いです。多忙な外来のなかで、「かぜが悪化しないように早めに抗生物質をもらいに来た」とか、「しょっちゅう風邪を引くから抗生物質を沢山処方してほしい」とか、「余計な薬は要らないから抗生物質をもらいたい」とか。。。。

 

これらの誤解を解くのに時間がかかり、説明すればするほど、かえってめんどくさい話だと思われる方もいるかと。。。

ここで、是非とも知ってほしいことは

 

①風邪とは原則として、ウィルスによる上気道感染症である

②ウィルスと細菌とは異なる 

③抗生物質とは細菌を退治する薬である

よって、「ウィルスが原因である風邪には、抗生物質は効かない

ということです。

 

ウィルスを退治する薬は「抗インフルエンザ薬」と「抗ヘルペスウィルス薬」の2種類くらいです。よって、風邪ウィルスを退治する薬は存在しません!!

 

ウィルスと細菌という言葉が分かりにくいという人にはその違いを少しでも知るとイメージできるかもしれませんね。

たとえば、ウィルスというのはおよそ1000000分の1ミリ(ナノメートル単位)の大きさであるのに対して細菌はおよそ1000分の1ミリ(マイクロメートル単位)であり、細菌はウィルスの1000倍の大きさ(細菌>>ウィルス)になります。

 

また風邪のウィルスの代表は「ライノ(鼻を意味する)ウィルス・アデノウィルス・RSウィルス・パラインフルエンザウィルス・コロナウィルス・インフルエンザウィルス(あの悪名高い奴です)」です。

 

一方、細菌の代表は「溶血性レンサ球菌・肺炎球菌・インフルエンザ菌(紛らわしいですが、ウィルスのインフルエンザとは全く別物です)」などです。

 

じゃあ、抗生物質は要らないのか?という疑問を抱く人もいるのではないでしょうか?抗生物質の要・不要の判断には、非常に専門的な知識と経験が必要であり、この場だけでは申し上げられません。

しかし、必要なケースをかなり最小限にセレクトし、まず必要だろうという場面で抗生物質を処方していくのが、耳鼻科の役割なんだと思っています。

 

次回は風邪に対する考え方(2)抗生物質を処方する場面とは?を記事にしますね。

 

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